パズル&ドラゴンズ

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クーリア

クーリア
妖龍契士・クーリア
(ようりゅうけいし・くーりあ)
歪想の妖龍契士・クーリア
(わいそうのようりゅうけいし・くーりあ)

・スキル:デリュージョンアイ
・リーダースキル:継界龍操・モルム(けいかいりゅうそう・もるむ)
・イラスト担当:NINNIN

妖龍契士

「龍のいない世界」を創ることを目的とする集団の1人。
世界のあらゆるものを「可愛いモノ」と「醜いモノ」に二分化する少女。
龍を「世界で一番醜いモノ」と称し、醜いモノがいない「可愛いモノだけの世界」を目的に行動する。反面、龍契士としては天性の素質と才能があり、龍を完全に支配することで身体のいたるところから支配した龍の一部を発現させ、その力を放出することが可能。
一見すると物腰柔らかで無害そうに見えるが、その言動には棘が目立つ。
支配した龍をしもべのように扱うが、龍は彼女に好意を寄せているため従順に従っている。

妖龍契士の物語

0.歪な心

幼い頃からクーリアの世界は「可愛いモノ」と「醜いモノ」に二分化されていた。
「可愛いモノ」に分類されるのは、菫色のリボン、着心地の良いドレス、一つ目の武器。それらを持った自分。
そして「醜いモノ」の中でも最たる存在が「龍」という名の生物だった。
しかし龍を嫌う彼女は奇しくも強大な魔力を有し、さらに「龍に好かれる」体質の持ち主でもあった。
その体質ゆえに、様々な龍が彼女の意思に関係なくクーリアのもとへ集まってしまう。
そんな龍達へ、クーリアはいつも笑顔を向けてこう告げた。
「醜くてダサい龍は、全て滅ぼしますわ」
鈴の鳴るような声で吐かれる言葉を聞いた後、龍達は彼女の魅惑を受けて倒れていく。
その様子を楽しげに眺めるクーリア。
「私の世界は可愛いモノだけ」
彼女は生来の魔力を使い、寄り集まってきた数多くの「醜いモノ」を滅ぼしていく。
そんなクーリアを、1匹の龍が闇の中からずっと見つめていた。

0.5 契約

ある日、クーリアの前に青と緑の仲間を連れた男が現れる。
男に『どうして龍を滅ぼしているのか』と聞かれたクーリアは、淀みない笑顔で「醜いから」と答えてみせた。そんな彼女に、男はある提案を持ちかける。
『醜いモノがいない、君が望むモノだけの世界を創らないか』
その誘いにクーリアが即座に頷くと、男は彼女へとその手を差し伸べる。
『全ては龍なき世界のために』
その後、男の仲間である少女から「龍のいない世界を創るためにはより強大な力が必要」と言われたクーリアは、前々から潜むようにして自身の後を付いていた龍を闇から引きずり出し問答無用で従わせる。
「可愛いモノだけの世界を創るためですもの。ほんの一時、醜いモノを使うことくらい我慢しないといけませんわね」
冷たい瞳で支配した龍を見るクーリア。
しかし捻じ伏せられた龍は、クーリアの側にいられることを喜んだ。
『クーサマノ側ニ居ラレルナンテ、幸セ!』
クーリアを慕う龍は、どれほど彼女に酷い扱いを受けようともクーリアに触れられる喜びを感じながら従順に従う様子をみせる。
そんな龍へと、彼女は笑顔で吐き捨てた。
「気持ち悪い子ね」

1.強襲

『全ては龍なき世界のために』
その理念のもと、様々な思惑や感情を持って集まった「龍を狩る者達」の中にいたクーリアは、「醜いモノ」である龍を滅ぼし「可愛いモノ」だけに溢れた自分の世界を創るべく、伝説の遺構を強襲。
「滅火の九龍喚士・エナ」から、強大な龍の力を秘めた「第九の龍覚印」を奪取する。
手にした龍覚印を届けるため天城へと進む際中、クーリアの前に追手として「悲願の庭龍喚士・シャゼル」が立ちはだかった。
シャゼルはやる気のない様子だったが、クーリアの契約龍「モルム」を視界に入れた途端に態度を豹変する。
「ちょっとそこの小娘。アタシの愛しいモルムちゃんを即刻返しなさいな」
高圧的な態度で要求してきたシャゼルに対し、クーリアは笑顔で一言「気持ち悪い人ね」と吐き捨てた。

【関連モンスター】

妖龍契士の周囲

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