パズル&ドラゴンズ

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マイネ

マイネ
灯龍喚士・マイネ
(とうりゅうかんし・まいね)
煩忙の灯龍喚士・マイネ
(はんぼうのとうりゅうかんし・まいね)

・スキル:リトルドラゴンアタック
・リーダースキル:博愛の龍護印(はくあいのりゅうごいん)
・イラスト担当:安達洋介

灯龍喚士

かつてイデアルに仕えていた龍喚士の卵。
イデアルとその家族の元で館の管理をしながら龍喚士としての力を磨いていた。
潜在能力は高いが力の制御が不得手でよく物を壊してしまう。
加減を覚えるために幼龍の世話を任されているが、悪戯好きの幼龍達に振り回されていた。
非常に気弱な性格だがイデアルやその家族のことを大切に思っており、現在は再び家族が戻ってくる日までこの場所を守ろうと幼龍達と共に館で奮闘している。

灯龍喚士の物語

0.幸福

龍喚士の卵であるマイネは自身の力を磨くために始まりの龍喚士・ソニア=グラン直属部隊の龍喚士であるイデアルの館に住み込みで師事することとなった。
臆病で内向的だったマイネはどんな辛い修行をすることになるのかと怯えていたが、イデアルはマイネを優しく迎え入れ、家族の1人として扱った。
彼女の優しさに触れ元気を取り戻したマイネは、イデアルが研究課程で育てていた幼龍達の世話や館内の雑用の手伝いをしながら龍喚士の勉学に励むようになる。
館にはイデアルとマイネの他に家族がいた。
イデアルが召喚した焔龍。そして、1人の少年である。
その少年は、イデアルが長年の夢を実現へと向かわせるため、秘術を用いて自身の片目に宿る魔力と召喚龍ヴァンドの一部を媒介にして生み出された存在だった。
きっと人と龍の希望になってくれると、ヴァンドと共に少年を我が子のように慈しみ育むイデアル。マイネはそんな家族の姿を見るのが好きだった。
愛情と優しさと希望に溢れた館でずっと過ごせたらいい。そう願っていたマイネ。
しかしそんな温かい時間は、長くは続かなかった。

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1.幸せの終わり

ある日、イデアルの館が襲撃を受ける。
それはソニア=グラン直属の部隊に所属していたイデアルに敵対する者達によるものだった。
館内は戦場となり、イデアルはマイネに隠れているよう命じるとヴァンドと共に敵が放つ龍達を倒していく。しかし戦いの最中、少年とヴァンドが彼女を庇うようにして敵の攻撃をその身に受けてしまった。
瀕死の重傷を受けた少年とヴァンドに、イデアルは悲鳴を上げる。
そんなイデアルの背後に、暗い悪魔の影が忍び寄った。
物陰から隠れ様子を見ていたマイネは、ダンタリオンと名乗った悪魔がよくないものだと感じ取る。
しかし我が子のような少年を救えるならと、イデアルはその囁きに耳を傾けてしまった。
イデアルはダンタリオンの言葉にすがるようにして、自身が持ち得る全ての知識と魔力を使い禁術とよばれる術式を作り出した。

【関連モンスター】

2.後悔

禁忌の術は何が起こるか分からない。危険すぎるそれを止めようとマイネは彼女に訴えるが、愛しい少年とヴァンドを救うことしか見えていなかったイデアルにマイネの声は届かなかった。
イデアルはダンタリオンが促すままに禁術を発動し、少年と龍の魂を強制的に融合させていく。
しかし数時間で構築した術は不完全で、無理矢理「龍契士」となった少年は魂の負荷に耐えきれず我を失い、力を暴走させ周囲を破壊し目の前にいたイデアルをも傷付ける。
絶句するイデアルへと、今まで優しく囁いていたダンタリオンが可笑しそうに嗤いながら、彼女が少年を化け物にしたのだと告げる。その言葉で自身の罪を自覚したイデアルの心は粉々になってしまった。
大切だった彼等の身に起こった悲劇にマイネはどうすることもできず、涙を流しながらただ見つめることしかできなかった。

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3.再び幸せが戻る日まで

その後、禁術を創り出したイデアルは自身が所属する部隊に拘束され、同じく捕えられた少年と共にどこかへ連れ去られてしまう。
隠れていたことでその場から逃げることができたマイネは、館の森近くで1人しゃがみこんで涙を流していた。
怯えるだけで何もできなかったことを酷く後悔していた彼女に、館で世話をしていた妖龍達が助けを求めてくる。少年の暴走によって館内の本に封印されていた雷虎龍が再び解放され、主のいなくなった館で暴れ回っているという。
自身の力では、その龍を退治することは難しいかもしれない。けれどイデアルが可愛がっていた幼い龍達を守りながら、なんとかする方法を探すことはできるかもしれない。
「あの方々がお戻りになる日まで……。幸せな思い出の詰まったこの館は、私が守るですっ」
マイネは涙を拭い、勇気を振り絞って幼龍達と共に館へと戻った。

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灯龍喚士の周囲

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