パズル&ドラゴンズ

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イデアル

イデアル
博愛の彩龍喚士・イデアル
(はくあいのさいりゅうかんし・いである)
偏愛の凶龍喚士・イデアル
(へんあいのきょうりゅうかんし・いである)

・スキル:オールドロップタイム
・リーダースキル:彩龍の聖祈印(さいりゅうのせいきいん)
・スキル:オールドロップタイム
・リーダースキル:凶龍の邪壊印(きょうりゅうのじゃかいいん)
・イラスト担当:池屋

イデアル

始まりの龍喚士・ソニア=グラン直属部隊の6番目。
両親が掲げていた人と龍の共存を引き継ぎ、人と龍の架け橋となるよう自身と召喚龍の魔力を媒介に新たな命を生み出すことに成功する。
ある時、自身を庇い瀕死の重傷を負った少年を助けるため強制的に龍と人を契約させる禁術を創り上げるが、そのせいで少年は自我を失い暴走してしまったことで心を壊してしまう。
その後自身の師匠である龍喚士によって記憶を封印され、その後も直属部隊の一員として命令のままに行動するようになる。

イデアルの物語

0.幸福

強力な魔力と膨大な知識を有したイデアルは漂龍喚士・エンラへと弟子入りを果たし、自身の両親が掲げていた「人と龍の共存」を実現させるために力と知識を磨いてきた。
そしてついにはソニア=グラン直属部隊の6番目に選出されるほどの力を身に着ける。
師匠からもその力を認められたイデアルは長年の夢を実現へと向かわせるため、培ってきた力と知識、そして両親から受け継いだ秘術を用いて、自身と召喚龍の魔力を媒介にして、新たなひとつの命を誕生させた。
龍と龍喚士の手によって生み出された少年。それはきっと人と龍の共存に向けた希望になってくれると信じ、龍と共に我が子のように慈しみ育むイデアル。
しかしその暖かな時間は、長くは続かなかった。

【関連モンスター】

0.5 崩壊

ある日、イデアルの館が襲撃を受ける。 それはソニア=グラン直属の部隊に所属していたイデアルに敵対する者達によるものだった。
館内は戦場となり、イデアルは少年と自身に師事していた少女マイネに隠れているよう命じるとヴァンドと共に敵が放つ龍達を倒していく。しかし戦いの最中、少年とヴァンドが彼女を庇うようにして敵の攻撃をその身に受けてしまった。
何とか少年とヴァンドを助ける方法を考えるイデアルの背後に、暗い影が忍び寄る。
『その少年と龍を生かしたいのですか?』
それは悪魔の囁きだった。しかし我が子のような少年を救うことができるならと、イデアルはその囁きに耳を傾けてしまう。
『強大な生命力を持つ龍と契約させ、“龍契士”にすればいい。そうすればその少年と龍はきっと助かります』
イデアルはその言葉にすがるようにして自身が持ち得る全ての知識と魔力を使い、数時間のうちに禁術とよばれる術式を編み出した。
あの子とヴァンドを決して死なせない。たとえ禁忌の術だとしても、絶対に助ける。
イデアルは禁術を発動し、少年と龍の魂を強制的に融合させていく。
しかし少年を助けることだけで頭が一杯になっていたイデアルは、術の負荷に耐えきれず悲鳴を上げる少年の声や、ヴァンドの制止に気付くことができなかった。
わずかな時間で構築した術は不完全で、無理矢理「龍契士」となった少年は魂の負荷に耐えきれず我を失い、力を暴走させ周囲を破壊し目の前にいたイデアルをも傷付ける。
何故。どうして。私はただ、貴方に生きていて欲しかっただけなのに。
絶句するイデアルに、今まで優しく囁いていた悪魔「狂面の魔公爵・ダンタリオン」が可笑しそうな笑みを向ける。
『ここまでのようですね。道理に逆らった龍との契約とは興味があったのですが、どうやら期待はずれだったようです。貴方が術を使って得たものは、化け物になった少年だけですね』
悪魔の言葉で自身の罪を自覚したイデアルは声にならない叫びを上げ、心も粉々に壊れてしまった。
【関連モンスター】

1.6番目

その後、事態を知った直属部隊の隊長ニースはイデアルと彼女が龍契士にした少年を捕縛した。
禁術を生み出し心が壊れ危険な存在となってしまった弟子を前に、師匠であるエンラは彼女を生かすため不必要な感情と思い出を封印し、代わりの記憶を与える。
イデアルは再び直属部隊の6番目として命令のままに行動する龍喚士となった。

【関連モンスター】

イデアルの周囲

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