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ハイレン

ハイレン
快活の療龍喚士・ハイレン 快活の療龍喚士・ハイレン
(かいかつのりょうりゅうかんし・はいれん)
神算の療龍喚士・ハイレン 神算の療龍喚士・ハイレン
(しんさんのりょうりゅうかんし・はいれん)

・スキル:ライフイメージング
・リーダースキル: 粒機の召龍印(りゅうきのしょうりゅういん) ・リーダースキル: 粒機の操龍印(りゅうきのそうりゅういん) ・イラスト担当:池屋

療龍喚士

全ての医学、薬学に精通した賢人。神界出身で継界に身を寄せている。
あらゆる怪我や病気を治す知識と技術を持ち、逆に引き起こすことも可能。
古代の不思議兵器だった「粒機龍・リヴァート」を連れており、大型医療器具はこの龍が変化している。

常に新たな発見を求める好奇心旺盛な性格で各地を回っている。ぱっと見のシルエットが死神のように見え、どこからともなく現れては治療行為を行って去るため、本人も知らないうちに『死神と呼ばれる神出鬼没の医者がいる』などと噂が流れている。

神界出身であるため性別にそれほど頓着せず、問われた際には毎度「男だと思うなら男、女だと思うなら女で良いッスよ。都合の良い方でどうぞー」と返答している。
人に限らず龍や精霊、獣まで診察可能なため医師として顔が広く、特にスオウ、ヴァレリア、チュアンはハイレンが作る二日酔いの薬を重宝している。ヘルメットの落書きは“スオウ画”。

療龍喚士の物語

0.呼び出し

相棒であるリヴァートと共に各地を渡り、行く先々で怪我や病気の治療を行っていたハイレンの元に一通の手紙が届く。
それは自分が作る二日酔いの薬のお得意様であるスオウからの呼び出しだった。
その手紙には世界の変革についても記載されていたが、ハイレンはその箇所を思い切り読み飛ばし、『重傷者がいる。今後も増えていく』という一文だけに注目した。
「これは自分の出番ッス! 急いでセンパイのところに向かうッスよー!」

【関連モンスター】

1.施術開始

スオウの元に参じたハイレンは、さっそく彼等と共に天城に突入する。
まず案内されたのは、戦闘があった後なのか大きく破壊された部屋の中だった。
あちこちに刺さる黒い棘を避けながら、別のお得意様を見つけて声をかける。
「わーヴァレリア先輩お久しぶりッス!」
「おお、ハイレンではないか!」
彼女の他にも、この場には複数人の怪我人がいるようだった。
ハイレンは軽く周囲を一瞥すると、部屋の片隅にいたアーミルとスカーレットの側へ足を進める。
「うわ、何この人……」
「何って医者に決まってるじゃないッスか。はいじゃあ大人しくしてて下さいッス」
ハイレンはにっこり笑うと、かぶっていたヘルメットを外してサクサク彼等の治療準備を進めていく。
「私達は貴方の仲間ではないはずですが……」
「知ったこっちゃないッス。貴方達二人がこの中で一番重症だと自分が判断したんだから、誰も文句は言わないッス」
敵味方関係なく治療を施すハイレンに、スカーレットは呆然とする。
「スオウ先輩から大体の事情は聞きましたけど、正直どうでも良いッス。世界がどうなろうと自分の仕事は目の前の患者を救うことッスから。そこに敵味方なんて区別はないんスよ」
限りある命を尊び、その輝きを保つ手助けをすること。
ハイレンはその理念に基づき行動していた。
「……君はずいぶん変わった医者みたいだねぇ」
「よく言われるッス。よし、じゃあ準備できたんで施術開始するッスよ!」
ハイレンの言葉に合わせて、隣でサポートしていた龍の形態が変化する。
その手元には……チェーンソーが形作られていた。
「……ちょっと待って。それで一体どうするつもり……」
治療器具とは言えない形を前にアーミルは冷や汗を流すが、ハイレンは満面の笑みで言い放つ。
「施術開始ッス!」
「う、うわぁああああ!?!?」
悲鳴と共に、おおよそ治療とは遠そうな機械音が部屋に響き渡った。

そんな様子を眺めながら、スオウはヴァレリアに声をかける。
「弟子に拳骨は入れられたか?」
「いや、私が雷を落とす前に決着がついた。出る幕がなかったのは師として少し寂しいが、弟子の成長が見られるのはそれ以上に嬉しいものだな」
眠る親友を抱きしめながら微笑むプラリネを見つめるヴァレリアは満足気に見える。
「そりゃよかったじゃねぇか。それはそうとヴァレリア、ちょっとお前に頼みがあるんだが」
スオウはくるくる弄んでいた煙管をある方向へ指し示す。
「ちっとばかしお前の弟子を借りられねぇか?」
煙管の先にいたのは、ヴァレリアの弟子の一人、ミラだった。

【関連モンスター】

療龍喚士の周囲

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