パズル＆ドラゴンズ
ロミア
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獄幻魔の愛娘・ロミア (ごくげんまのまなむすめ・ろみあ) |
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探訪の獄幻姫・ロミア (たんぼうのごくげんき・ろみあ) |
・スキル：カオティックコール
・リーダースキル：奈落の解放(ならくのかいほう)
・イラスト担当：イトウヨウイチ
・スキル：カオティックコール
・リーダースキル：奈落の変貌(ならくのへんぼう)
・イラスト担当：イトウヨウイチ
獄幻魔の愛娘
「黒獣魔・ズオー」が滅ぼした世界の生き残りであり、ズオーによって拾われ育てられた娘。
ズオーの事を「お父様」と呼び慕っている。
普段は「灼冥魔・スカーレット」が世話役として様子を見ていたが、ズオーが次元の狭間に呑み込まれ行方不明だという事を知り、父を迎えに行く為自ら次元に穴をあけて飛び込んだ。
黒獣魔に最も近しい魂を持っており、そのためズオーから与えられた力を誰よりも強く引き出す事ができる素質を持っている。腕に抱いている人形はズオーから貰ったもの。
獄幻魔の愛娘の物語
1.拾われた命
遙か昔、顕現した世界を滅ぼす為活動していたズオーは、自身が破壊した廃墟の中で唯一生き残っていた幼子を見つける。
その幼子から自身と酷似した力を感じ取ったズオーは彼女を拾い、自身の血と名を与えた。
ズオーによって生かされ、灼冥魔・スカーレットやアーミルをはじめとする様々な悪魔達の中で育てられたロミアは、自身の世界を滅ぼした元凶だと承知の上でズオーの事を「お父様」と呼び慕うようになる。
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2.与えられた人形
元々黒獣魔に近しい魂を持っていたロミアは、ズオーの血を分け与えられた事で成長するにつれ強力な力を持つようになるが、自身ではまだ制御できず度々暴走を起こしていた。
そんなロミアへ、ズオーは自身そっくりの人形を渡す。
まるでズオーをそのまま小さくしたような意志ある人形は、ロミアへ力の制御や様々な事を教えていった。何故ズオーはその人形をロミアへ与えたのか。その理由を知らないまま、ロミアは「友達ができた」と喜び、人形を片時も離す事なく腕に抱いて行動するようになった。
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3.父親の捜索
黒獣魔の一団の中で姫のような扱いを受けていたロミアは、継界での獣魔と龍契士との戦いに一切の関与を許されず、黒獣魔の領域内に隔離されていた。
しかしズオーが龍契士との戦いで次元の狭間に呑みこまれ消息不明となった事を知ったロミアは、世話役である灼冥魔・スカーレットの制止を振り切って自身の力を解放し、次元に穴をあけて中へ飛び込む。
ロミアにとってズオーは、世界を滅ぼす悪魔ではなく、失いたくない唯一の「父親」だった。
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4.次元の狭間
次元の狭間に飛び込んだロミアは、何もない亜空間を彷徨いながらズオーを探し回る。
しかしどれだけ探してもズオーを見つけることが出来ないロミアは、人形を抱きしめ涙を浮かべながらも、諦めずに空間内を歩き回った。
そんなロミアの前に、影を渡ることで次元の狭間に潜り込んだ「怪面の魔公女・メル」が姿を現す。
メルは冷たい表情のままロミアの涙を拭い、何故泣いているのかと問いかけた。
「お父様が見つからないの」
ロミアがそう答えると、メルは理解したように頷いてロミアの手を引き、影の中へと潜り込んだ。
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5.再会
メルに手を引かれたまま真っ暗な影の中を進むロミアは、その先に自身のよく知る魔力を感じ取った。我慢しきれず走り出したロミアは、暗闇を迷いなく突き進む。そして真っ暗な道を抜けた瞬間、目の前の空間が勢いよく割れ、ロミアの前にズオーが現れた。ようやく愛しい父を見つけ出したロミアは魔力の供給がままならず飢餓状態のズオーへ、急いで自身の魔力を分け与える。
力を取り戻したズオーに、ロミアは涙を零しながら小さな腕をめいっぱい広げて抱き付いた。
「お父様のところへ案内してくれて、ありがとう」
ズオーに抱き付きながら、自身をここまで案内してくれたメルへと感謝の言葉を告げるロミア。しかしズオーとロミアが手にしていたぬいぐるみは、ロミアを喜ばせたはずのメルへ強い疑念の目を向けていた。
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獄幻魔の愛娘の周囲
※パズドラクロス・TVアニメーション等の設定とは異なります。