パズル&ドラゴンズ
ヴィゴ
渦龍喚士・ヴィゴ (かりゅうかんし・ヴぃご) |
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奮励の渦龍喚士・ヴィゴ (ふんれいのかりゅうかんし・ヴぃご) |
・スキル:ハイドロブレイク
・リーダースキル:蒼殻の召龍印(そうかくのしょうりゅういん)
・イラスト担当:NINNIN
渦龍喚士
龍喚士として修練を積んでいる見習い。
突出した才能を持たないながらも、それを努力で補う真面目な性格。
召喚龍達からの信頼も厚く、教官からも信頼されている模範的な優等生。
ただし融通が利きにくく、咄嗟の判断に詰まってしまうことが現在の課題。
教官のヴァレリアを敬愛しており、兄弟子である直属部隊の隊員達にも憧れている。
同じ弟子でよく修行をサボるリエトを叱りながらも実力は認めており、ライバルと強く認識している。
「いつか教官が誇れるような龍喚士になってみせる。共に頑張ろう、リエト!」
「相変わらず真面目君だねぇヴィーは。……まぁ嫌いじゃないけどさ」
渦龍喚士の物語
0.好敵手
尊敬してやまない教官の元へ弟子入りしたヴィゴは、憧れの龍喚士となるべく日々研鑽を積んでいた。
龍喚士の家系でなく、龍喚士としての才能が突出しているわけではない。
それでもくじけることなく努力を積み重ね、相棒の水龍と共に修練に励む。
そんな彼の目線には、いつも同じ時期に教官に弟子入りしたリエトがいた。
自身と違い龍喚士としての才能に溢れ、しかしいつも本気を出さずにのらりくらりとした態度をとるばかりの彼に、ヴィゴは苛立ちと羨望を募らせていった。
そんなある日の夜、教官からリエトを探してほしいと頼まれる。
いつも教官自らが引きずってくるのに珍しいと思いながらしばらく捜索していると、立ち寄った訓練場で彼らしき姿を見かけた。
思わず隠れて様子を伺ったヴィゴは目を見開く。
月明りの中、リエトが己の召喚龍と戦いを繰り広げていたのだ。
彼の龍は言う。いくら生まれ持った力が強くとも、お前は実戦経験が圧倒的に足りないのだと。そんなことであの者の隣に立つなど百年早いと。
それに抗うように、リエトは龍を相手に何度も剣を構え直し、立ち向かった。
「あの人の隣に立つために、オレは絶対に強くなってみせる」
そんな様子を見つめ、ヴィゴは自身の認識を改める。
(羨望の心を向けていた彼も、自分と同じ努力をしている)
それからヴィゴはリエトを自身のライバルと認識し、負けたくないと思うようになっていった。
【関連モンスター】
01.参戦
悪魔の企てにより世界が動こうとする中、自身の師である教官がかつての弟子達の争いを止めようと戦場へ出ることを決める。
これは個人的な想いによる行動だからと、弟子達に留守番を頼もうとする教官。
しかしヴィゴとリエト、そして姉弟子であるミラはそれを即刻拒否した。
「あたし達も一緒に行きますからね!」
「アンタどうせ武器の手入れもまともにしないんだから、オレ達サポート役がいるに決まってるっしょ!?」
「暴れて手が付けられなくなった教官を宥められるのは、弟子である俺達だけです」
なんとか弟子三人で言いくるめたヴィゴは、教官の助けとなるべく共に戦場へと参戦した。
【関連モンスター】
渦龍喚士の周囲
※パズドラクロス・TVアニメーション等の設定とは異なります。